今取IMADORI間取りをつくる

GUIDE

今取 IMADORI の使い方・用語集

家づくりがはじめての方でも使えるように、画面の操作と、間取りや法律の言葉をひとつずつ説明します。分からない言葉は用語集をご覧ください。

今取でできること

土地の大きさと家族構成を入れるだけで、日本の住宅の間取りをその場で6案つくり、3Dで外観と室内を見られるツールです。

不動産会社の方は、土地をご案内しながら「この土地ならこんな家が建ちます」とお客様にお見せする使い方がおすすめです。

はじめての方へ:5分でできる流れ

  1. 1

    土地のタイプを選ぶ

    「条件」の一番上にある「郊外(ゆとり)」「住宅街(標準)」「小さな土地」「都市型(狭小地)」のどれかを押します。だいたいの土地の大きさが入ります。

  2. 2

    家族の人数を入れる

    「大人」「子ども」を − + で合わせると、おすすめの部屋数(〇LDK)が自動で選ばれます。

  3. 3

    パターンを見比べる

    3D画面の下(スマホでは3Dのすぐ下)に6つのパターンが並びます。カードを押すと3Dが切り替わります。

  4. 4

    3Dで見る

    画面をドラッグすると回転、2本指(ホイール)で拡大縮小。「ウォークスルー」で家の中を歩けます。

  5. 5

    提案書を作る

    「プラン」タブの「間取り図シート」を押すと、印刷・PDF保存できる資料が開きます。

画面の見方

3D画面(上)
家と土地の3Dです。左上で「外観」「1階」「2階」を切り替えます。右上の「壁カット」で壁を低くして部屋の中を見やすく、「家具」で家具の表示を切り替えます。「?」でこのツールの簡単な使い方が出ます。下の「昼・夕方・夜」で時間帯を変えられ、「画像を保存」で今の3Dを画像にできます。
方位マーク(左上の円)
赤い「北」がいつも本当の北を指します。カメラを回すと一緒に回ります。
パターンの一覧
条件に合う間取りが6つ並びます。「⚠」が付いた案は、ご希望の一部(たとえば和室)を満たしていない近い案です。
右側(スマホでは下)のタブ
「条件」…土地・法規・家族・こだわりの入力。「プラン」…選んだ案の説明・費用・保存・AI修正・部屋の一覧。「図面」…平面図、法規チェックと断面図、自動チェックの結果。「外観」…外壁・屋根・床の色や素材。

① 敷地を入れる

東西の幅・南北の奥行(m)
土地の大きさです。物件資料の「敷地面積」と形から入れます。正確でなくても、だいたいで構いません。
建ぺい率・容積率(指定)
物件資料に書かれた数字を選びます。分からなければそのままでも大丈夫です(建ぺい率・容積率)。
道路の方角
土地のどちら側に道路があるか。玄関や駐車場の位置、北側斜線に関わります。
土地の形(整形地・旗竿地)
道路から細い通路を通って奥に入る「旗竿地」の場合は「旗竿地」を選び、通路(竿)の幅と長さを入れます。東西の幅・南北の奥行は奥の土地(旗)の大きさです。通路の幅が2.5m以上あれば車を通路に停めます(詳しく)。
駐車台数
停めたい車の台数。土地に入らない台数は灰色になり、選べません。2台以上は縦に並べる「縦列駐車」も自動で検討します。

② 法規を入れる(分からなくても大丈夫)

「法規(用途地域・道路)」は、その土地にどんな高さ・形の家が建てられるかを決める項目です。分からない場合は「わからない・指定しない」のままで使えます(建ぺい率・容積率だけをチェックします)。

ふだんは1行にまとめて表示しています。「変更する」を押すと入力欄が開きます。東京・神奈川の土地なら、まず「東京23区・低層住宅地」「東京・密集地(2項道路)」「神奈川・郊外の分譲地」から近いものを選ぶと、よくある設定がまとめて入ります。

用途地域
土地の種類。高さ制限や北側斜線の有無が変わります(詳しく)。
防火指定
防火地域・準防火地域かどうか。窓や外壁の仕様と費用に関わります(詳しく)。
前面道路の幅員・種別
道路の幅と、建築基準法上の道路の種類。幅4m未満は「2項道路」を選ぶとセットバック後の敷地で計算します(詳しく)。
高度地区
東京都などの高さのルール。物件資料に「第一種高度地区」などと書かれていれば選びます(詳しく)。
敷地の高さ・北側隣地の高さ
道路や北の土地との高低差。平らなら0のままで構いません(詳しく)。
角地
2本の道路に面した角の土地で、建ぺい率の緩和がある場合にチェックします。

入力すると、北側斜線・道路斜線・高さ制限を満たす案だけが表示され、屋根の形(切妻・片流れ・陸屋根)も自動で選ばれます。「図面」タブで、斜線の線と家の高さを比べた断面図を確認できます。

③ 家族と部屋数を選ぶ

階数
2階建て・3階建て・平屋。土地に入らないものは灰色になります。
〇LDK
寝室などの居室の数です。「大人」「子ども」の人数から自動でおすすめが選ばれますが、自由に変えられます。
延床の目安(坪)
家全体の広さの希望。空欄でも構いません。
こだわり
和室・パントリー・ウォークインクローゼット・中庭など。選ぶとパターンに反映されます。土地や階数の都合で入らないものは灰色になります。

④ パターンを選ぶ

条件を変えるたびに、その場でパターンを作り直します。「総2階」「コンパクト2階建て」「狭小2階建て」「2階リビング」「平屋」「中庭のある家」「都市型3階建て」など、土地の形に合ったタイプから選ばれます。カードには延床面積・建物の大きさ・含まれるこだわりが表示されます。

条件どおりの家が入らないときは、「ご指定の条件そのままでは入らないため、いちばん近い間取りを表示しています」と表示し、どこが違うかを「⚠」で示します。

⑤ 3Dで見る・ウォークスルー

回す・拡大する
パソコンはドラッグで回転、ホイールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは1本指で回転、2本指で拡大・移動です。
階ごとに見る
左上の「1階」「2階」を押すと、その階だけを壁を低くして表示します。
部屋の中から見る
「プラン」タブの「部屋の中を見る」で部屋を選ぶと、その部屋の中から見渡せます。窓がどの方角にあるかも表示されます。
ウォークスルー
玄関の前から家の中を歩けます。スマホは画面左下の矢印、パソコンはW/A/S/Dか矢印キー。階段の上で「2階へ上がる」ボタンが出ます。

⑥ 間取りを手直しする

「編集」ボタンで2Dの間取り図が開き、操作すると3Dもすぐ変わります。

⑦ AIで修正する

「プラン」タブの「このプランをAIで修正」に、「主寝室にWICを付けたい」「LDKをもっと広く」などと書くと、AIが今の間取りをもとに修正案を作ります(1〜4分ほどかかります)。修正案も同じ自動チェックを通ってから表示されます。新しい間取りはパターンから作り、AIは手直しにだけ使います。

⑧ 提案書・費用・保存・共有

間取り図シート(提案書)
A4横2ページの資料です。1ページ目に3Dの外観・平面図・概要・部屋の広さ、2ページ目に法規チェック・断面図・概算建築費。「印刷・PDF保存」から保存できます。3Dの向きを整えてから開くと、その画面が写真として入ります。
ログイン・会社で使う
右上の「ログイン」からメールアドレスを入れると、ログイン用のリンクが届きます(パスワード不要)。最初の1人が「会社を登録」すると管理者になり、図面の表題欄(会社名・建築士事務所名・登録番号・特記事項)と坪単価を会社ごとに設定できます。スタッフには「招待コード」を伝えて参加してもらいます。ログイン中に保存した提案は、会社のスタッフ全員がどの端末からでも呼び出せます。ログインしなくても、これまでどおりすべての機能を使えます。
設計図面(A3 平面図・立面図)
「プラン」タブの「設計図面」で、建築士事務所の図面と同じ体裁のA3図面(各階平面図・4面の立面図)が開きます。平面図には外周と部屋ごとの寸法、各室の㎡・帖、方位、トータル面積表(建蔽率・容積率の計算式つき)と概算金額、立面図には GL・各階FL・階高・軒高・最高高さと屋根勾配が入ります。物件名・日付・図面番号を入れて「印刷・PDF保存(A3横)」で保存できます。
会社情報
「プラン」タブの「概算建築費」の下で会社名・担当者・電話番号を入れると、提案書の右上に入ります(このブラウザに保存)。
概算建築費
ローコスト・標準・ハイグレードから選ぶか、坪単価を直接入れます。3階建て・中庭・防火地域などは自動で割増します。土地代は含みません(詳しく)。
保存した提案
お客様名を付けて案を保存し、あとで呼び出せます(このブラウザに保存)。
共有リンク・LINEで送る
リンクを送ると、相手も同じ間取りを3Dで見られます。アプリのインストールは不要です。

書類のどこを見ればいい?

入れる項目見る書類・場所
土地の大きさ物件資料(マイソク)の地積・区画図、測量図
建ぺい率・容積率・用途地域物件資料の「法令上の制限」欄、重要事項説明書、市区町村の都市計画図(「〇〇市 用途地域」で検索)
高度地区・防火指定同上(東京都は各区の都市計画図に記載)
道路の幅・種別物件資料の「接道状況」、重要事項説明書、役所の建築指導課・道路台帳
高低差現地で確認、測量図の高さ(GL)の記載

用語集

間取り(LDK表記)まどり
部屋の数と配置のこと。「3LDK」は居室が3つと、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)がある家です。
Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチン。居室は4.5畳以上の部屋を数え、それより小さい部屋は「S(サービスルーム・納戸)」として「3LDK+S」のように表します。
畳(じょう)・坪(つぼ)
広さの単位。1畳は約1.65㎡(この画面では910mm×1820mm)、1坪は約3.3㎡(2畳分)です。
部屋の広さは「畳」、家全体の広さや土地の広さは「坪」で話すことが多いです。延床30坪≒99㎡、35坪≒116㎡が一般的な2階建ての目安です。
910mmモジュール(尺モジュール)
日本の木造住宅の基本寸法。柱と壁を910mm間隔のマス目に沿って配置します。この画面の間取りもこのマス目でできています。
延床面積のべゆかめんせき
各階の床面積の合計。バルコニーや中庭は含みません。
建ぺい率けんぺいりつ
土地の広さに対して、建物を真上から見た面積(建築面積)を何%まで使えるか。60%なら100㎡の土地に60㎡まで建てられます。
用途地域ごとに都市計画で決まっています。角地(2つの道路に面した土地)で指定がある場合は10%緩和されます。物件資料や重要事項説明書に「建ぺい率60%」のように書かれています。
容積率ようせきりつ
土地の広さに対して、延床面積を何%まで建てられるか。150%なら100㎡の土地に延床150㎡まで建てられます。
指定容積率のほかに、前面道路の幅が12m未満だと「道路の幅×40%(住居系の地域)」までに制限されます。たとえば幅4mの道路なら160%が上限です。この画面は自動で小さい方を使います。
用途地域ようとちいき
都市計画で決められた土地の種類(13種類)。建てられる建物の高さや形のルールが変わります。分からない場合は「わからない・指定しない」を選べます。
戸建てが多いのは「第一種低層住居専用地域(一低層)」「第一種中高層住居専用地域(一中高)」「第一種住居地域」など。物件資料・重要事項説明書・市区町村の都市計画図(インターネットで「〇〇市 用途地域」と検索)で確認できます。低層住居専用地域では高さ10m(または12m)の絶対高さ制限があります。
北側斜線きたがわしゃせん
北隣の家の日当たりを守るためのルール。北の敷地境界から斜めの線を引き、建物がその線より高くならないようにします。
低層住居専用地域は「高さ5m+北への距離×1.25」、中高層住居専用地域は「10m+距離×1.25」。北側に道路がある場合は道路の反対側から測ります。2階建てでも北の境界ぎりぎりに建てると引っかかることがあり、屋根を北に向かって下げる「片流れ」にしたり、北側を少し空けたりして対応します。
道路斜線どうろしゃせん
道路の明るさを守るためのルール。道路の反対側から斜めの線を引き、建物がその線より高くならないようにします。
住居系の地域は「距離×1.25」、商業系は「×1.5」。建物を道路から離すと、その分だけ線の始まりも遠くなる緩和があります。また敷地が道路より1m以上高い場合も緩和があります。
高度地区(東京都など)こうどちく
東京都などが北側斜線よりさらに厳しく定めている高さのルール。第一種〜第三種があります。
第一種高度地区は「5m+北への距離×0.6」と特に厳しく、東京23区の住宅地に多く指定されています。指定の有無は自治体の都市計画図で確認できます。
絶対高さ制限
低層住居専用地域で、建物の高さを10mまたは12mまでに抑えるルール。3階建ては屋根の形を工夫しないと超えることがあります。
日影規制にちえいきせい
冬至の日に周りへ落とす日影の時間を制限するルール。低層地域では軒の高さ7m超か3階建てが対象になります。
細かい計算(日影図)が必要なため、この画面では「対象になるかどうか」だけをお知らせします。対象の場合は建築士に日影図での確認を依頼してください。
道路の種別(建築基準法42条)
家を建てるには、建築基準法で「道路」と認められた道に2m以上接している必要があります(接道義務)。その道路の種類です。
42条1項1号は国や市区町村が管理する一般的な道路、1項5号は分譲地などで指定された「位置指定道路」。幅4m未満の古い道は「2項道路(みなし道路)」として扱われ、道路の中心から2mまで敷地を下げる(セットバック)必要があります。物件資料や役所の建築指導課で確認できます。
セットバック
2項道路に面した土地で、道路の中心から2mの位置まで敷地を後退させること。後退した部分には建物も塀も建てられず、敷地面積からも除かれます。
前面道路の幅員ぜんめんどうろのふくいん
敷地が接している道路の幅。容積率や道路斜線の計算に使います。メジャーで測るか、物件資料で確認できます。
防火地域・準防火地域ぼうかちいき・じゅんぼうかちいき
火事が燃え広がりにくくするための地域指定。外壁や窓を燃えにくい仕様にする必要があり、建築費が少し上がります。
準防火地域では、隣地や道路の中心から一定の距離(1階は3m、2階以上は5m)以内にある窓を「防火設備(網入りガラスなどの防火窓)」にします。3階建ては準耐火建築物などの仕様が必要です。東京23区の住宅地の多くは準防火地域です。
旗竿地(はたざおち)
道路から細い通路(竿)を通って奥の土地(旗)に入る形の土地。価格が手頃な一方、通路の幅や長さに決まりがあります。
建築基準法では通路が道路に2m以上接している必要があり、東京都建築安全条例では通路の長さ20m以下なら幅2m以上、20m超なら3m以上(延べ面積200㎡超はさらに1m)が必要です。通路の幅が2.5m以上あれば車を縦に停められます。この画面では「土地の形」で「旗竿地」を選び、竿の幅と長さを入れます(東西の幅・南北の奥行は奥の旗の部分)。
角地かどち
2つの道路に面した角の土地。自治体の指定があれば建ぺい率が10%緩和されます。
敷地の高さ(高低差)
敷地と道路、敷地と北隣の土地の高さの差。高低差があると斜線制限が緩和されたり、2mを超えると「がけ」として擁壁などの確認が必要になります。
民法234条(50cm)
建物の外壁は隣の土地との境界から50cm以上離すのが原則です。この画面も50cm以上空けて配置します。
採光(窓の大きさ)さいこう
建築基準法では、居室の窓の大きさを床面積の1/7以上にする必要があります。この画面は自動で窓を配置し、足りないと警告します。
屋根の形(切妻・片流れ・陸屋根)
切妻は三角形の一般的な屋根。片流れは一方向に傾いた屋根で、北側を低くすると斜線制限をクリアしやすくなります。陸屋根は平らな屋根です。
概算建築費
建物の工事費の目安。本体工事(坪単価×坪数)に、付帯工事(給排水の引込み・外構など)と諸費用(設計・申請・登記など)を加えています。土地代は含みません。
中庭なかにわ
建物に囲まれた屋外スペース。周りの視線を気にせず光と風を取り入れられます。延床面積には含みません。
シューズクローク・下駄箱
玄関の靴収納。下駄箱は玄関に作り付ける家具、シューズクロークは靴のまま入れる収納スペースです。
リビング階段
リビングの中に階段がある間取り。家族が顔を合わせやすい一方、冷暖房の効率に工夫が要ります。

よくある質問

Q. お金はかかりますか?
A. パターン作成・3D・編集・提案書は無料でお使いいただけます(β版)。AIでの修正は回数に応じて費用がかかる場合があります。
Q. この間取りでそのまま家を建てられますか?
A. いいえ。今取の間取りは、土地に「どのくらいの家が建つか」をつかむための参考プランです。実際の設計・構造・法規の確認は建築士・施工会社が行います。
Q. 「この条件では間取りを作れません」と出ます
A. 土地が小さいか、部屋数や駐車台数が多すぎます。部屋数を減らす、駐車台数を減らす、階数を変える、法規の設定を見直す、を試してください。灰色のボタンはその土地では選べない項目です。
Q. 法規が分かりません
A. 「わからない・指定しない」のままでも使えます。わかる範囲で入れると精度が上がります。物件資料の「法令上の制限」欄に書かれていることが多いです。
Q. スマホでも使えますか?
A. はい。スマホでは3Dが大きく表示され、入力は下のタブ(条件・プラン・図面・外観)に分かれています。
Q. 保存した案が消えました
A. 保存はご利用中のブラウザに行います。別の端末やブラウザ、シークレットモードでは表示されません。大切な案は共有リンクや提案書のPDFでも残してください。
Q. 方角や窓の位置は分かりますか?
A. 3D画面の方位マークと、平面図の北・南・東・西で分かります。「部屋の中を見る」に各部屋の窓の方角(南・東など、掃き出し窓かどうか)が表示されます。

ご注意